ニューアルバム『AKIRA』には、CDパッケージに付属されるブックレットにのみ、福山さん本人が執筆したある文章が掲載されております。
タイトルは
『血の轍』。
この文章は、福山さんが「AKIRA」という曲をなぜ自分が描くに至ったのか――そのプロセスが文章で綴られたものです。
「命の役割」や「血の宿題」、つまりは「受け継いできたものや、受け継がれていくもの」、そう言った根源的な疑問を常に考え続けてきた福山さん。
ギターを手にし、音楽に没頭し始めた10代の頃から抱き続け、未だ答えにはたどり着けていないその疑問。
ただ、そこで思考したことが詞となりメロディとなり、これまで多くの楽曲へと変換されてきました。
その思考の現在地がひとつの形になった作品と言える今回のアルバム『AKIRA』。
本作のブックレットに執筆された『血の轍』には、「より深く楽曲の真意に触れていただくための導入として受け取っていただければ」という福山さんの想いが込められております。
是非作品を手にとってくださる皆様の目で、タイミングで、『血の轍』に触れていただければと思います。
▼アルバム特設サイトhttps://fukuyamamasaharu.com/30thAnniversaryAlbum/
(2020.11.18更新)